石膏ボードの壁に簡単DIY！初心者でもできる壁紙の貼り方

はじめに

古い家や空き家をリフォームする際、「壁紙を自分で貼り替えたい」と考える方は多いのではないでしょうか？ 特に石膏ボードの壁はDIYの対象として人気ですが、少しコツが必要です。は、初心者でも失敗せずに石膏ボードに壁紙を貼る方法を、手順をわかりやすく解説していきます。

石膏ボードの特性を理解しよう

石膏ボードとは、石膏を主成分とした建材で、軽くて加工しやすく、住宅の内壁や天井に多く使用されています。そのため、壁紙を貼る際には専用の接合剤や適切な下地処理が必要です。

なぜ石膏ボードに壁紙を貼るのが難しいのか？

石膏ボードの特性上、普通の接合剤では強度が足りず、疲れやすくなることがあります。また、下地に傷や穴があると壁紙がうまくいかないこともございます。事前の下地処理と、壁紙の種類選びが重要です。

2. 壁紙を貼る準備

糊付き壁紙を使うことで、DIYの手間がぐっと減りますが、しっかりとした準備が必要です。ここでは、作業前に揃えるべき道具や、壁紙を貼る前にやっておきたい下準備について説明します。

必要な道具

• 糊付き壁紙：貼るだけで使えるので、初心者には断然おすすめです。デザインも豊富で、好きなものを選びましょう。
• ヘラとローラー：壁紙をしっかりと押さえて、空気を抜くために使用します。
• メジャーとカッター：正確に壁紙をカットするために必要です。
• マスキングテープ：作業中、壁以外の部分を保護するために使用します。
• 長めの定規：貼りたい寸法分をカットする時、長い方が便利です。

下準備

• 石膏ボードの確認（左写真）：表面に凹凸やひび割れがないかチェックし、必要に応じてパテで補修します。これは壁紙が均一に貼れるかどうかを左右する重要なポイントです。
• ホコリや汚れを除去（右写真）：石膏ボードの表面をきれいに掃除しておきましょう。これにより、壁紙の密着性が高まります。

3. 糊付き壁紙を貼る手順

糊付き壁紙の最大の魅力は、接着剤を別に用意する手間がないこと。これにより、作業がシンプルで効率的になります。以下の手順に従って、石膏ボードに糊付き壁紙を貼っていきましょう。

ステップ1：壁紙を計測してカット

壁のサイズを正確に計測し、その寸法に合わせて壁紙をカットします。糊付き壁紙は、少し余分にカットしておくと、後で微調整がしやすいです。

ステップ2：壁紙を貼る

カットした壁紙の裏面から保護シートをゆっくり剥がし、上部から慎重に壁に貼り付けていきます。

画像のように保護フィルムは内側にクルクル巻くと、糊が手にくっつかなくて済みます

ステップ3：空気を抜く

ヘラやローラーを使って、壁紙の表面を押さえながら貼り付けます。特に糊付き壁紙は簡単に位置を調整できるので、少しずつ位置を確認しながら進めましょう。ヘラを使ってしっかりと空気を抜きながら平らに伸ばします。下から上へ、中心から外側へと動いてきれいに完成します。

ステップ4：余分な部分をカット

最後に、壁紙の余分な部分をカッターでカットします。角や隅も丁寧に処理しましょう。

隅はこのように角を決めてあげました！

このとき、壁紙が浮かないようしっかり押さえながら、丁寧に切るのがポイントです。

ここで失敗したくない人に、失敗の先駆者ワッキーより大事なポイント2つ！！！

• カッターの刃は大盤振る舞いが良い（切れ味確保が要なので1ラインを切ったらパチンと次の刃にしても良い位）
• 切るときの角度15°を意識して（カッター立てすぎると切れ悪くなる）

4. 初心者におすすめの理由と失敗しにくいコツ

糊付き壁紙は、初心者にとって非常に扱いやすいアイテムです。私自身も初めての挑戦でしたが、糊の準備や手間がかからないため、作業が驚くほどスムーズに進みました。特に、以下の点が糊付き壁紙のおすすめポイントです。

糊付き壁紙のメリット

• 手間が少ない：別途接着剤を準備する必要がないため、作業時間を大幅に短縮できます。
• 位置調整が簡単：糊付き壁紙は、貼り直しがしやすい仕様になっているため、初心者でも安心して作業ができます。
• 仕上がりがきれい：適量の糊が均等についているため、ムラになりにくく、初心者でもきれいに仕上がります。

私の失敗談とアドバイス

初めて作業をする際、保護シートを一気に剥がしてしまったため、壁紙が途中でズレてしまいました。そのため、保護シートは少しずつ剥がしながら作業することをおすすめします。また、壁紙を貼る際に焦ってしまい、空気がうまく抜けずにシワができた箇所もありました。焦らず、少しずつ丁寧に空気を抜くように心がけましょう。

深く考えず普通に上から貼りデッパリ部分を最小限に切るだけ！後でその穴を徐々に広げてあげる　（乾く前までに手で下のごつごつを確認しながら）

コレは↑重ね切り失敗（左）白の目地ボンドを塗り（中央）指でそろりとならします（右）

5. 家族で楽しむDIYのすすめ

壁紙貼りは、家族と一緒に楽しむこともできるDIY作業です。私も家族と一緒に作業したのですが、壁紙を選ぶところから、実際に貼るところまで、家族全員でワイワイ楽しめました。特に、糊付き壁紙は簡単に作業できるので、お子さんと一緒にチャレンジするのも良いアイデアです。

失敗のリカバリーも分かっているのでお子様にも子供部屋など試させてみてはいかがですか？

家族みんなでリフォームを楽しめるだけでなく、壁紙を貼ることで部屋の雰囲気がガラッと変わる達成感も味わえます。

6. まとめ

糊付き壁紙を使ったDIYは、初心者にぴったりのリフォーム方法です。手間がかからない上に、きれいに仕上げやすいのが魅力。今回の私の体験を通して、特に初心者の方にも自信を持って壁紙貼りに挑戦していただけると思います。

ポイントを抑えて作業すれば、プロ顔負けの仕上がりに近づけるはずです。ぜひ、次の休日に挑戦してみてくださいね！

---

---